Animation, Movies, Camera works words in Japan. Technical terms online dictionary
◆アニメ用語、絵コンテ用語、映像用語、井上ジェットのカメラワーク大辞典◆

■カメラワークや演出、アニメや映像に関する単語、用語のオンライン辞書です。
■特徴井上ジェットがかかわってき経験をベースに記述。
アニメーション(セル、CG、リアルタイム)、ゲーム、ときどき実写(映画、テレビ)、マンガ、でのカメラワーク、演出等の 映像用語、専門用語の意味を解説。ゲームやアニメなどマルチメディアになってきていますので、分野で意味が違う場合などの解説も入っています。 初心者の方にもわかりやすく解説したいと思います。質問、要望などお知らせください。 ※国内外、民放とNHK、広告、映画、アニメ、ゲームなどの業界や会社によって、用語や意味が違う場合がありますので、参考や入門編としてご覧ください 。


(2015.12.14一部更新)
 
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◎オススメ本◎
思い出のマーニー
スタジオジブリ絵コンテ全集21


名称 説明

ア行
  index
☆オススメ本 富野由悠季著『映像の原則(改訂版)』 (キネマ旬報ムック)
「映像は感性だけでは撮れない。映像には原則がある!」 「機動戦士ガンダム」などの作品で、50年近くにわたって映像業界の第一線で 活躍してきたアニメーション監督・富野由悠季が、 映画、TV、CM、MV、CG…etc、そして、実写・アニメーションにかかわらず、 すべての映像における演出の原則は同じであるという観点から、 映像作品を撮るために必要な基礎知識、心構え、応用法を全12章で詳細に解説。 全ジャンルの映像作家志望者に向けた、現場感覚に基づく実践的な映像演出技術書。 2002年の初版発行以降、ロングセラーを続けていた富野由悠季の書き下ろしによる映像演出技術書を、 現状にあわせて約10年ぶりに全面的な加筆・修正を行った改訂版。
アーマチュア 主に人形コマ撮りアニメで使われる人形の骨組のこと。関節を動かせ、自由度が高い。 アーマチュアにウレタンなどで肉付けをして人形を作っていく。 近年の人形コマ撮りアニメの、人形の骨組として主流で使われている。
アイコニックショット、アイコンショット、Iconic shots その映画や作品の代表的な画面となるショット。最もインパクトのあるショット。 映画「シャイニング」で扉からジャックニコルソンが顔を突き出してほくそ笑んでいるショットや、 「ショーシャンクの空に」で雨の中両手を広げているショットなど。
アイリス カメラの絞り。
Fで現すカメラのレンズの明るさを表す数値。参照:F値
アイリスイン/アウト 丸絞り開け/閉じ。画面転換方法の一つ。画面に丸いマスクがひろがっていき次の画が出てくる手法。
※参考:ワイプ
アイレベル 人間の目の高さのこと。また、カメラなどを、そのくらいの高さの位置に置くこと。人の目の高さに近いので自然なカメラ視点が得られる。
あおり 被写体を下から見上げるカメラアングル。ローアングル。
アキ口(アキロじゃなくて、あきくち) キャラクターの口が開いている状態。 ※中セリフ(なかせりふ)を参照。
アクションつなぎ、アクションカット、AC、ACっぽく つなぎの手法の一つで、被写体のアクションの途中でカットを切って次のカットでアクションの途中からつなげる手法。2カット構成だがアクションが繋がっているように見えるようにすること。「ACっぽく」と言われたら「だいたい繋がっているように見えればいいよ」ということ。類:アクションカット
アクションライン 一方向に動く被写体にできる想像上の動きの線。ベクトル。
※あまり一般的な単語ではないかもしれない。口語的に使う単語。
類:イマジナリーライン
アップショット ★クローズアップよりすこしひいたサイズのショット。
☆「アップ」とだけいったら被写体の顔を映す意味ととらえてよい。鉛筆や携帯電話などの小道具を被写体として「アップで」といったら、その小道具を画面全体一杯におさめる構図と考えるのが普通。
アニマティクス 主に3DCG業界での用語。CGで映像を作るときに人物の動きやシーンへの配置がされた状態の映像で、ライティングやテクスチャなどの反映が仮の状態で本番のレンダリングではない状態の映像をいう。最終的なレンダリングはとても時間がかかるものなので最終的な映像を作る前の仮り組の映像といえる。この仮り組の映像で、アクションやカメラワーク、シーンの配置のクオリティーアップを行う。
※類:プレビズ
アニマトロニクス 機械仕掛けで動くことができる動物の模型や、怪獣の模型などのこと。 映画「ジュラシック・パーク」などでふんだんに使われている。映画の中ではCGとアニマトロニクスを同じ画面内で使うことで観客が本物と感じるような錯覚を作っている。
アフォーダンス
★new★
この単語は考え方の一つで、演出のための口語として使うことはあまりない。 環境が動物に与える意味のこと。例えば画面にドアやドアノブが映っていれば、人はドアを開けたくなる。そういうこと。 ゲームのバイオハザードではドアがあれば開けることに意味があると感じる仕掛けとなっている。スイッチがあれば押したくなり、 ワープゾーンがあればワープしたくなる。したくなるように見せることも含めて考えると演出的だ。
アングル 角度。被写体を見る角度、方向、視点。
アンティシペーション
anticipation

予期、予想という意味。アニメや映像では、予備動作、先行動作のようなことを言う。日本ではこの表現はあまり口語として使われない。アメリカのアニメなどで、キャラクターが走り出すときに手を反対側へ振りかぶってから走り出すときのような無駄な動きとしてよく出てくる。
※音楽用語でもある。
アンバーフィルター
フィルターの一種。琥珀色のフィルター。柔らかで温かみのある雰囲気にする。色温度を下げる効果がある。
磁気フィルムのカメラで自然照明が青いときにかけて、光の色の調整をするフィルター。曇り空や雨天、晴れた日の日陰などは、画面全体が青っぽく写ることがあり、その青みを押さえて自然な色調にする。←→ブルーフィルター
板付き(いたつき) 主に実写で使われる単語。役者が最初から画面の中のとある位置にいること。移動して決まった場所に止まったりするわけではなく最初から居ること。
※参考:ばみり
稲城なしのすけ(いなぎなしのすけ) 東京都稲城市の公式イメージキャラクター。ご当地キャラ。黄色くてとてもかわいらしい梨型メカ
井上ジェット マルチクリエイターな人のこと。アニメの演出やディレクターをやったり、ゲームを作ったりキャラクターを作ったりしているらしい。
イマジナリーライン 二つ以上の被写体を写すとき、二つの被写体に結ばれる、想像上の線。映像線。
例えば2人の人物が会話をしているシーンで「左にいる人をAさん」と「右にいる人をBさん」 として会話をしているとする。 そのように左、右、を感じることができる場合イマジナリーラインが発生している。

左にいる人A→←B右にいる人

観客が、一度このように「認識」すると、観客は「左にいる人はAさん」という印象を持つ。 「右にいる人はBさん」ので、それが急に逆になったりすると観客は混乱する。

イマジナリーラインは基礎的な、あたりまえの技術であり、映像が観客にとって快適な状態になっていれば気にする必要はない。 あまりに気にしすぎると単調な映像になってしまうこともある。映像屋さんのエゴになりすぎないように注意。
色トレス/色TP 色トレース線。トレスとは昔はセル画に線画をトレースすることでしたが、現在ではセル画は使われていないので、原画の絵を元に動画(紙)を書くことを主に言います。原画は黒色の鉛筆で描かれますが、影を塗るところやハイライトを塗るところを同じ黒色の鉛筆で描いてしまうと境界線が黒になってしまうので、青や赤の色鉛筆で影の塗り分け線を引いておきます。その赤や青などの色鉛筆で引かれた線のことを色トレスといいます。色トレスがされている箇所は影or明るいなどの陰影の塗り分けがされる箇所となります。色TP=色トレスペイント。
イン気味/in気味
★new★
被写体が画面外から画面内に入ってくることをフレームインという。それに近い表現で被写体が半分くらい画面に入ってきている状態から映像がスタートするような状態のことを「イン気味で」などと表現することがある。
ウソ 見せ方や映像の繋がりによっては、現実のカメラワークでは想定した画が作れないときに本当ならばウソだけれど、想定した絵をつくるために配置などをずらして撮影すること。
FF(エフエフ) フルフィギュア を参照
F値 カメラのレンズの明るさを表す数値。 F=焦点深度/有効口径 で割り出される。
F値といったら「絞り」の数値のことを言っていると思っていい。
「(絞りを)絞って」=光を絞る=絞りの数値(F値を)あげる=暗くする
「絞りを開いて」=光をより取り込む=絞りの数値(F)を下げる=明るくする
一眼レフカメラ
参照:絞り
FPS(エフピーエス) フレームパーセコンドの略で、1秒間が何枚の絵によって表現されるかを示す。アニメ業界ではコマ(K)と表現することもある。
30fps、29.97fps、一秒24コマ、などが口語としてよく言われる。また「60i」と表記されるものの「i」とはインターレースという意味を示す。

ゲーム業界では、FPSと言えば、一人称視点シューティングゲーム(First Person shooter)の事を言う場合もあるが、現場の人はどっちの意味もわかっている。
AC(エーシー)/ACっぽく アクションつなぎ/アクションカット を参照
絵コンテ(えこんて) 絵コンテとは絵で映像の繋がりを説明したもの。画コンテ(えこんて/がこんて)と言う人もいる。コンテは コンティニュイティ【continuity】の略で「連続性」という意味。 絵コンテの描き方は様々だが、次の2点が考慮される。(1)映像を作る者が完成形をイメージできること(2) 作る映像の技術に合わせて描かれていること。完成形のイメージを共有するためのもの。 井上ジェットがおすすめする市販の絵コンテは、宮崎駿さんの絵コンテ( 千と千尋の神隠し スタジオジブリ絵コンテ) ( 天空の城ラピュタ スタジオジブリ絵コンテ )、細田守さんの絵コンテ( おおかみこどもの雨と雪 絵コンテ 細田守 (ANIMESTYLE ARCHIVE) )です。

 
エスタブリッシング・ショット、エスタブリッシュメント・ショット (1)映画や物語冒頭の、状況説明のショットのこと。場所や状況と提示して登場人物を描写して、見ている人に状況を伝える。状況設定ショットとも言うようです。
(2)状況が変化したときに空間的位置関係をはっきりさせるときなど、ここぞというところで映像を超スローにしつつ、状況を把握させるときにも使えるようです。 例えばスーパーヒーローキャラクターが弾丸を避けるときに映像をスーパースローモーションにするとき、状況把握の意味を込めるときなど。

この単語は便利な単語ですが日本ではまだあまり定着していないので「ここは超スローで、状況把握させるように」というように言葉を使うことが良いでしょう。
エディター、エディティング 編集者、編集機のこと。
MA、エムエー マルチオーディオ(和製英語)。映像に音声をつける音声編集作業のこと
※アニメ業界ではダビングと通称している。整音(せいおん)とも言う。
L光(レティクル光) 機動戦士ガンダムUC の作品制作で使われた、光の処理を指示する独自の用語。メカやロボットのライト部分などが起動状態を示すときの処理として使われた。T光が覆い焼き処理の処理だとしたらL光はガウス+スクリーンというところ。作品固有の処理指定用語であり一般的ではないが、今後は一般的になるかもしれない。
☆オススメ本 機動戦士ガンダムUCインサイドアニメーションワークス1
★オススメの理由★機動戦士ガンダムは、アニメ制作の中でも難易度がかなり高い作品です。 複雑なロボットの動き、光の処理、背景やBOOKとの合成が作品の中でたくさん処理されています。 複雑な処理のあるカットのタイムシートや、撮影のための作画注意事項など、最新のアニメ制作の内部を、 ここまで教えてくれるの!?というほどのレベルの高い内容になっています。即買いです。
オーバーラップ、OL(オーエル) ★O・L。画の切り替えテクニックの一つ。先の絵が消えながら、次の絵がダブるように徐々に出てきて切り替わる手法。欧米ではディゾルブと言う、日本でもTV業界ではディゾルブという。最近は普通にディゾルブという。類:クロスフェード
「O/L」と書いたりする。「おーえる」と読む。
☆ちなみに台本や絵コンテのカットとカットの「境目」や「境界」に落書きのように「乱暴に書いた○(筆記体でリットルという記号を逆さにしたような)」のようなマークがあるときがある、それはディゾルブのマーク。TVでよく使われる省略記号。
アニメだと砂時計のようなマークを書く。
類:ディゾルブ、クロスフェード
OFF(オフ)/オフ台詞 ※on(オン)を参照
オプチカル合成 コンピューターなどがなかった時代にフィルムで使われていた合成技術。
撮影済みの素材フィルムをオプチカルプリンターで一つのフィルムに焼き付ける合成方法。2台の映写機(残す映像素材と切り抜き部分のマスク素材)の映像を1台のカメラで撮影する。2回目にマスクを逆にして撮影して1つの合成ができる。現在ではほとんど使われていない。
<余談>五反田のイマジカの1階にはオプチカル合成機が展示されている。
泳ぐ(およぐ) 水泳の話ではないのです。映像の合成や、ワイヤーアクションのワイヤー消しなどの作業を行った結果、合成が完璧でなく「粗」があり、合成箇所にノイズや消し残しなどが現れていることを言う。ちなみにぜんぜん関係ないですが井上ジェットは水泳をやっていました。
on(オン) 「off」というと、キャラクターが画面にいない状態で音声だけの状態をoff(オフ台詞)という。OFF→ONとかかれていたら、キャラクターが途中から画面に入ってきて喋るようなときでしょう。ONはキャラクターが画面に映っていて台詞がある、台詞がON(オン)であることを示す。
オンリー 主に、一人だけでセリフを録音すること。本来は大勢がいるシーンで一緒にセリフを録音するときに、演出的理由や、技術的理由で、音声を別で録音すること。
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◎オススメ本:原画集/アート本関係◎

カ行
  index
画角(視野角)
がかく(しやかく)
撮影される範囲の角度。また画面に映ったときのその画の大きさ。サイズ。 カメラを覘いた時に見える範囲。
口語としては「標準」「望遠」「望遠気味で」「広角で」「35mmくらいで」「200mmくらいで」というような言い方をすることがある。
アングルと併用して言うことがある「200mmくらいの望遠でFFで」とか。
☆「200mmくらいの画角で」とか監督さんが言ったらそれは35mmの一眼レフフィルムカメラで200mmのレンズを装着したときの画角を意味する。35mmカメラでの200mmの画角は約12度の画角となる。

<参考>なんとなく焦点距離(レンズ)と画角(角度)
28mm(広角レンズ) …約74度
50mm(標準レンズ) …約46度
200mm(望遠レンズ)…約12度

※例:12度の画角だと、カメラ12度の角度でVの字を絵で描いてみるとわかるように鋭角な角度になる。それは実際にカメラを除くと望遠レンズのような印象のはず。

<注意>デジタル一眼レフカメラの場合、レンズが200mmでもデジカメのCCD(撮像素子。写真を電気信号として捕らえる板)の大きさが小さいと、画角は異なるサイズになってしまう。CCDが大きい一眼デジカメは値段が高額。キャノンの場合EOS5Dからほぼフルサイズとなり35mmフィルムカメラに近い画角を得られる。
※演出の人やカメラの人は、焦点距離と画角を体感でわかる慣れを身についている。慣れたい人はフルサイズ一眼レフ(もしくは35mmフィルム一眼)カメラを持ち歩くと良いです。
カタルシス 映画や、ドラマ、脚本などで、伏線が消化されて道理に叶ったオチが決まるようなこと。元々の意味は「浄化」という意味らしい。 例えば、とても悪いことをする嫌な犯罪者を、主人公が追い詰めて最後にぶっ殺しちゃうとか。時限爆弾が爆発することを描いた映画で、最後に大爆発が起きてスッキリしたりとか。 大概は、イライラ蓄積→スッキリ要素みたいな結末があることをカタルシスと言う。
カメラワーク カメラを動かす技法の総称。
画面動
(がめんどう)
/画面振動
演出的に画面が振動しているように見せる技法。
実写では現場でカメラを揺らしていることもあります。アニメーションでは制作行程の後半の撮影(コンポジット)の段階で揺れる動きを入れることが通例です。

類:CG業界では画面ブレ、みたいに言ってしまうときもある。セルアニメーション業界では「画面動」もしくは「画動」です。最近では画ブレという人も増えてきました。 画面の中の絵素材を揺らすことを画ブレ、画面全体が揺れることは画面動。と認識したいが、混同されている。
感度 フィルムが光を感じる度合い。
カット (1)一つながりの映像の区間。シーンの中でさらに区切られた短い映像の区間。
(2)撮影終了の合図。
カットアウト C・O。画面の転換方法の一つ。一瞬で先の画を消す。
カットイン C・I。画面の転換方法の一つ。一瞬で絵を出すこと。
☆フェードインがだんだんインすることに対して、いきなりパッと絵やカットを出すことをカットインという。
通常は「カットイン」という表記はしないので使用頻度は少ない。表記がなければカットイン。
<注意>最近は「挿入映像」のことを「カットイン」とゲーム業界などでは呼んでいることが多いが本来は間違いで「挿入映像がカットイン」とか「書き割り映像がカットイン」と言うのが本当は正しい。「カットインがスライドin」と言う言葉はすこしオカシイといえる「書き割り映像がスライドin」というのが正しい。 けれども、通称になっているので臨機応変に理解するとよいといえます。
カットバック
編集での映像演出方法のひとつ。切り替えし。クロスカッティング。
(1)同時時刻の二つ以上の場所や出来事を描くときに、交互に対照して見せていくカット割り、編集技法。つまり、現実的に考えれば同じ時刻の出来事は同じ時間にリアルタイムに起きてるが、編集であれば、同時に起きていることを、交互に切り替えてタイムラグがないという表現で見せることもできる。
異なる二つの場面を対照的に見せることで、あっちではこんなことが起きて、こっちではこんなことが起きて、というように面白く見せる方法。

実写映画やTVドラマなどでは1連の映像を撮影してから編集するため、 編集時に映像の展開を工夫して変化をつけるためにカットバックという単語があるといえます。現代においてはシナリオがしっかりしていることが多いのでカットバックという単語の使用頻度が減ってきているかもしれません。
アニメーションなどにおいては絵コンテなどが書かれるためカットバックという単語自体を使うことが少ないといえます。

クロスカッティング、カットアウェイ、フラッシュバック なども似た演出技法。

カットバックの演出ができた時代は斬新な表現だったが、今となってはあたりまえに 使われる場面転換手法なのでカットバックという単語自体があまり使われなくなってきている。
カットバックは映像全体における編集の演出です。
壁塗り 例えばカメラワークで、壁を上から下に塗るように行ったりきたりするようなカメラワークや映像の連続のこと。そういった演出を批判した単語。
※ブランコ
上手(カミテ)/
下手(シモテ)
映像や舞台用語で、上手(カミテ)は観客席から舞台をみて→右側/右方向を示す言葉。下手はその逆で観客席から舞台と見て左側を示す。映像の場合はカメラから見て上手は右側、下手は左側

なぜ「右、左」という言い方ではダメなのかというと、ステージに役者が立っているとき監督が「そこもう少し右で」と言ったときに”監督から見て右なのか””役者から見て右なのか”誤解が生じるため。上手、下手という単語を使えば誤解がない。「前」「後ろ」についても同じこと。映像や舞台では、奥、手前、上手、下手、と単語を使うと間違いがない。
<用例>
「ヒーローが上手 から登場するので、悪役は下手から登場してください。」 →悪 正← 
「Aさんが奥へ逃げて、下手手前からBさんが登場してください」
※ちなみに英語では、上手下手の考え方が日本とは逆で舞台から見た言い方をするようです。
画面写/画面キャプチャー 画面のスクリーンショットのこと
空(カラ) 空(そら)のことではなく、カラと読む。
映像にキャラクターがフレームインするまえの、画面にキャラクター(被写体)が居ない状態のこと。
カラコレ 主に映像の色彩を補正する作業のことを意味する。カラーコレクション。
前後のカットで色味の雰囲気が違うので合わせるために調整したりすること。 例えば実写の撮影で、同じ日ほぼ同じ時間に撮影した素材にもかかわらず編集で繋いだら光の加減や印象が違うときに、微調整をして 統一感を出すこと。 夕方っぽい印象にしたいから色調補正やカラーバランスの数値をいじって赤みを足したり、 古い映像の印象にしたいから彩度を下げるようにいじったりすることなども。
類:カラーリスト、カラリスト、カラーコレクター
キーフレーム  
きえもの(消え物) 映画やテレビの実写撮影の際、食事シーンなどでの食べ物のこと。食事シーンで役者が 食べ物を食べてしまえばそれは消えてしまうため、消え物。そういった使って消費する小道具のこと。 
きっかけ  
キネコ キネスコープ・レコーディング。キネレコ。
ブラウン管上の映像を、光学フィルムで撮ること。デジタル映像をフィルムにすること。 ※参考:もともとは、ビデオテープレコーダがなかった時代に、放送局がテレビの画面を、フィルムカメラで撮影したことをkinescope recording (管面記録)といっていたことから。 ※テレシネの逆
逆光 カメラを被写体へ向ける方向に太陽や光源があること。
☆人物を逆光で撮ると、人物が影のシルエットのようになる。人物の奥に太陽(光源)があるから。
切り返し 現在カメラが向いている方向の、対照的に逆となる向きに映像を切り替えること。例えば向き合って対話している人物二人の片方の視点から見た逆側の視点のこと。 カットバックとも。
※参考:壁塗り
クッション ※「フェアリング」を参照
組線(くみせん)クミ、クミ線 アニメ用語。アニメの作画で、作画(セル)が背景画と組み合わせて表現されるときに、組み合わせる場所に引かれる線。例えば、登場人物が階段を登るときに、どこに足をつくかを赤い線などを引いておき「クミ」などと指定する。階段のようにしっかり線が引ける場合もあるが、草むらなどを人物が歩く場合は地面がわかりにくい場合がある、そういうときには「準クミ」と表記され歩く位置の「当たり」を示すことがある。「当たり」とは別であり、「クミ」「準クミ」は「当たり」より確かなもので、背景美術さんはクミの位置は必ず合わせて背景を作画をしてくれる。
クレーン カメラを垂直方向や水平方向へ移動させる機械。クレーン。
☆監督が「クレーンショットで」とかいったらカメラを上昇or下降させる動きを示す。
クレーンアップ/ダウン カメラを上下へ垂直に移動させて撮る手法。普通はパンアップ/ダウンと併用する。
クローズアップ 被写体の一部分を画面一杯に写すこと。
☆主語なしに「クローズアップで」といったら人物の場合は顔をクローズアップという意味合い。
クローズショット 人物を被写体としたときに、胸くらいから上を写す画角。
クロマキー合成 カラーテレビの画面合成の技法。クロマ(色)の違いで一つの被写体を別の画面にはめこむ技術。※類:ブルーバック合成、カラーキー
クロマ 色のこと。
K Kといったら以下のどれか。
・コマ=セルアニメ業界用語で、1秒より小さい単位。24コマ=1秒。
・ケルビン=実写の撮影の照明や光の強さに関する用語。
ケツカッチン/尻カッチン(けつかっちん) 主に、テレビや映画の業界用語。タレントや役者などが次の予定が入っていて終了の時間が決まっていること。 役者などから「けつかっちん」と言われたら、映画などの撮影時間が伸びてしまっても、役者は次の予定があるため引き留めることはできない。  
ケルビン  
原画
★new★
ここでは主に日本のアニメーション業界においての原画の意味を説明します。

日本のアニメーションの制作行程には「原画」という行程がある。原画は元となる絵という意味もあるが、1つの動きのある映像の中でキーとなる絵のことも含めて原画と言う。キーとなる絵とはどういうことか。キーとなる絵というのは、例えばスーパーヒーローのキャラクターが必殺技を出すときに、(1)構えて→(2)力をためて→(3)技を繰り出す。という一連の動作があるときに、原画作業者はこの1,2,3の動きの絵を描くことがある。この3つの絵がこの一連の動きを表現するのにもっとも大事なキーの絵といえるからだ。こういったキーとなる絵のことも含めて原画と言う。
ちなみに原画以外の動き、キーとなる絵と絵の間の絵のことを中割り(なかわり)と言う。中割りの絵は動画のときに作成される。
※参考:ブロッキングアニメーション
※2コマ打ち、3K中2
原撮(げんさつ)/原画撮影映像 アニメ用語。アフレコは、完成した映像で行うと普通の人は思うが、大抵は完成する前に行う。 アニメの制作工程で 「原画」は完了しているが「動画」がまだできていない。そういうときに原画と原画時のタイムシートを使って 映像を作り、それをつなぎ合わせて編集をした映像のこと。原画でひとまずのアフレコ用映像を作ってアフレコに挑むこと。 原画もできていない場合は「コンテ撮」、動画はできているが仕上げができていない場合は「動撮」、 色がついていれば「色つき」などと派生用語もある。
広角/広角レンズ ワイドなこと。広角の画角の画面イメージのこと。画角が広いこと。
広角にすればするほど大きい被写体を画面に収めることができると考えるといい。35mmフルサイズ一眼レフカメラ換算で画角が60度以上のことを言う。ちなみに「標準」は人間の目の見え方に近い45度前後のこと。
光源 光や照明のある所。
コーナーワイプ 「ワイプ」参照。テレビなどで画面端の小窓画面のこと。
越しショット 「ナメ」参照
コックピット 主に遊技機業界で使われる単語。パチンコやスロットの液晶画面で固定された枠グラフィックのこと。 ※類:GUI
こぼし カットをまたいで音声を流しつづけること。キャラクターが喋っているカットでカットの映像は次のカットになっても音声はそのまま流れていること。
コマ落とし
フィルムを1コマおきに抜いて編集する手法。例:1秒24コマあるとすると、1コマおきに、1コマ削除していく。時間が半分になるが、早送りしたときと違い、間の画像が補完されないので、独特な映像ができる。1コマ置きでなくてもコマ数を落としているときにも呼ばれる。
コマ撮り/コマ撮りアニメ 1コマづつ撮影するアニメーションの手法。『ストップモーションアニメーション』とも言われる。コマとは1コマ1コマという意味で、1枚1枚静止画で撮影するという意味。
コンテ撮(こんてさつ) 主にセルアニメーション業界用語。絵コンテを撮影した仮映像のこと。 Vコンテとは、ニュアンスが違うので厳密には使い分ける。Vコンテには実写映像なども織り交ぜられ、完成映像の 参考として作られる意味がある。しかしコンテ撮は絵コンテに表記された尺で映像化され絵コンテの絵を使用し、そこに セリフのタイミングなどのマーキングをされる場合もある。 ※「原撮(げんさつ)」の項目で詳しく。
類:Vコンテ、ビデオコンテ
コンテンポラリーアニメーション 近年から使われ始めた単語です。アニメーションのジャンルに「短編アニメ(ショートアニメーション)」と 言われているジャンルがありますが、短編はフィーチャーフィルムに対して短い映像尺の作品を示すものでした。 短編アニメでは、芸術性を重視したものを「アートアニメ」などとも言っていましたが、短編アニメだが 「アート作品」と言えないものや、近年の幅広い表現のアニメ作品も含めて、幅広く広義に 説明できる単語として、コンテンポラリーアニメーションという単語を使うケースがでてきたという感じでしょうか。 「現代短編アニメーション」と説明すると良いでしょうか。
ゴンドラ(ゴンドラT・U/T・B) もともとは撮影台時代に使われていた呼び方で、現在でもたまに使われる。現在はデジタルTU/TBという言い方が増えたため単語の使用頻度は低い。画面や画像の中央にTU/TBすることで遠近感を出すようなときに使われる撮影手法。カメラとBGの間にセルやBOOKなどがあり、BGのみ手前に寄ってくるような表現のときに使う。BGのみTUという書き方もあり。例えば電車の運転手の頭越しに奥の景色が近づいてくる場合など
コンバージョン フィルター
色温度変換フィルターの一種。青い色のフィルターなら自然照明が赤っぽいときにかけて、光の色の調整をする。早朝や夕方などの画面全体に赤味が強いとき、赤味を押さえて昼間の光に近い状態にする。オレンジのフィルターなら青っぽいときにかけて調整する。ブルーフィルター。アンバーフィルター
コンポジット

コンポジットという単語は映像業界においては業種や技術によっていくつかの意味が生まれるが英語の意味としては「統合する」というようにいくつかのものをまとめるというような意味である。

実写においてのコンポジットは、1つは映像信号やケーブルにおいて使われる。いろいろな映像信号はもともと別々に扱われるものだがそれらを一緒に扱うものをコンポジットといったりする。

実写の映像制作行程においては、撮影した実写素材にCGの合成素材などを合成する行程をコンポジットと表現する。主に映像合成加工 ソフトでの作業のことを示す(インフェルノ、アフターエフェクト等)

アニメーション業界においてのコンポジットとは、撮影の行程で行われる作業にあたる。※撮影を参照

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サ行
  index
サイズ カメラで捕らえた画の大きさ。その画角。
作打ち/作画打ち合わせ
★new★
さくうち。アニメ業界単語。絵コンテが出来上がってから行う打ち合わせで、主に演出家が作画マン(原画、ラフ原、1原、レイアウトの人たち)に1カット1カットの映像の内容や表現を伝えて、作画マンが演出家の意図や映像の内容を十分に理解するための打ち合わせ。演出家が作画マンと顔を合わせて打ち合わせることは席が近い場合などをのぞくと数少ない機会なので、作打ちのときにいかに上手に映像の内容を伝えることができるかで制作のスムーズさやカットのクオリティーを高めることができる。演出家が作画のポテンシャル引き出すための重要な打ち合わせとなる。
撮影 実写で撮影といえばそのままの意味です。カメラで被写体を撮影することです。
アニメーション業界においての撮影は、撮影台に背景やセル画を置いてカメラで撮影することを撮影といいました。しかし最近は撮影台でアニメーションが撮影されるケースは希になってきています。人形アニメやクレイアニメ、アートアニメーションの世界ではカメラで撮影されることはあります。
最近の日本のセルアニメーション業界ではコンポジットのことを撮影といいます。
「風の谷のナウシカ」などの時代では撮影台にセル画や背景を置いてカメラで撮影をしていましたが、現在ではほとんどがデジタル化しており、 撮影台はありません。背景や絵はパソコン上のデータの絵となっており、それらをパソコンソフト(アフターエフェクト等)で映像を作っています。こういった作業をコンポジット作業(統合作業)といいます。現在のアニメーション業界ではコンポジット作業+特殊効果の付加作業ことを総じて撮影と言うことが通例となっております。ソフトウェアはAdobeのAfterEffectsを使うことが多いです。
かつては光学的に行っていた撮影技術や特殊効果( T光など)もコンポジットソフト上で同じような効果を出すような工夫がされています。

殺陣(さつじん/たて) 殺陣と書いて、たて、とも読みます。「さつじん」と言うと読み方は一般的ではなく「たて」と読むことが通例です。 意味は「たて(殺陣)」を参照
撮出し セルアニメーション業界用語で撮影(コンポジット)に出すこと。カットの制作段階を撮影に進めること。また撮影に出すために、撮影処理の説明書きを書くことやその確認作業のこと。
座布団(ざぶとん)
<テレビ業界用語>
主に、テレビ番組で使われる用語です。バラエティ番組やクイズ番組で 司会者や出演者の名前やクイズの問題文などを表示するときの装飾された枠のことなどを座布団といいます。静止画だけでなくムービーの座布団などもあります。
サブリナ
<アニメ用語>
サブリミナルの項目参照。
アニメ業界でサブリミナルのことを、サブリナと短く口語表現することがある。
サブリミナル
★new★
ここでは演出的な意味でもサブリミナルについて説明します。
手法としては例えば1秒間24フレームの中の1フレームだけ、本来の絵とは別の絵を入れておきます。映像を見ているとパッ!っと別の絵が入ったような気がしますが時間が短いので観客は何も感じません。しかしなんとなく脳裏にその映像の印象が残っている。こういった技法や効果をサブリミナルといいます。
アニメ、実写共に、この極端に短い映像を挿入することをサブリミナルと言っています。これを洗脳するような意図で利用することは日本のTV放送などでは禁止されています。
アニメーション業界では白コマ、黒コマ、というように、大爆発が発生する瞬間に画面を1フレームだけ真っ白にしてピカ!っという表現を作ることをサブリミナルと言う場合があります。この場合は洗脳的な演出意図はなく爆発の表現としての画面演出表現といえます。
3K中2、2K中3
★new★
3K中2、2K中3とはセルアニメーション業界においての原画と中割について説明した簡略表現。それぞれ「さんこまなかに」「にこまなかさん」というように読む。
3K中2は、1枚の動画は3コマ打ちで原画と原画の間に中割の絵を2枚入れる意味。
2K中3は、1枚の動画は2コマ打ちで原画と原画の間に中割の絵を3枚入れる意味。
※「2コマ打ち(にこまうち)」を参照
三幕構成 物語の全体構成に関する単語。ハリウッドの脚本演出として頻繁に利用されている。※類「起承転結」「序破急」
日本語としては「序破急」というと簡単な説明であるが、ハリウッド映画における三幕とはもうすこし深い意味がある。映像全体を3つの大きな構造に分けて観客の興味や物語の満足度を持たせる構成方法。3幕の構造と、構造をつなぐ2箇所の節目において物語の演出がされる。
★おすすめ本★
世界で一番読まれていると言われている脚本術の本。
「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術」
シアー感 (sheer )
★new★
元々はファッション用語で、 布地などが「ごく薄い」「透きとおるような」という意味がある。「薄づき」「透き通った感じ」などがしっくりくるか。 女性のストッキングが薄く足の肌色が見えることを表現するときに使う。白い肌の下に薄緑に血の流れが見えるようなこともシアー感があるといえるか。
GUI/グラフィックユーザーインターフェイス ゲームやアプリなどにおける、画面上にあるボタンやメニューのこと。『UI』、『グイ』などと呼称する人もいる。
シーン 場所。連続した撮影の区間のこと。シナリオで同じ場所の場面の単位。
ジェネガス ジェネレーターのガスの略。主に発電機(ジェネレーター)などの燃料を示す。口語的な単語。
字コンテ
★new★
字コンテと絵コンテとの違いは、字コンテは字のみであること。 芝居の詳細、映像の詳細を文字で書いたもの。絵コンテは必要無いが台本では通じない場合に演出家や監督が自主的に作る場合が多い。 シナリオと似ていることはあるが、例えばミュージックビデオなどを作るときに絵コンテを書く時間がなく、文字でも相手に伝えられるような状況のときに字で映像の展開を説明したときなどに作る。 映画やアニメではとくに映像にこだわるカットは字コンテを作る場合もある。字コンテを書いてから、絵コンテを書く場合もある。絵コンテを仕上げるのは何かと時間がかかるため、イメージを早急に決め込んでゆきたいときに描くことがある。
絞り 光の入り込む量を調整する機能。
絞り込む/上げる 絞りの数値を上げること。入ってくる光の量が減る。被写界深度が広くなる。
絞りを開く/下げる 絞りの数値を下げること。入ってくる光の量が増える。被写界深度が狭くなる。
下手(シモテ) ※上手(カミテ)を参照
シャッター レンズとフィルム(感光材料)の間にある、開閉する板の装置。
シャッタースピード シャッターが開いている間の時間のこと。125だったら1/125秒。
準組み(準クミ、じゅんくみ) ※参考:クミ線(組み線)
順光 カメラを被写体へ向ける方向と反対の方向に太陽があること。
順撮り 主に実写の映画やドラマの用語。台本がある撮影で、台本やシナリオの頭のシーンから順番に撮影していくことを言います。※参考:中抜き、抜き撮り(ぬきどり) 
焦点 レンズの光軸が像を結ぶ点。像がはっきり写っている点、時。
焦点距離 レンズの中心(正確には主点と呼ばれる位置)から焦点までの距離。200mmのレンズは焦点距離が200mmということ。主に50mm(画角45度くらい)を標準レンズと通称し、200mmなどを望遠とし、35mmなどを広角と称することが多い。
※35mmフィルムというのは焦点距離のことではないです。
焦点深度 フィルムにピント(焦点)が合っているその前後の範囲。←→被写界深度。正確には、人間が見たときに焦点がずれていることが判断できない範囲のこととなる…このことを許容錯乱円径という。
ショート 映像尺が足りないこと
ショートアニメーション/アニメーションショート/短編アニメ ショートアニメーションとは、主にコンペティションなどの応募部門における分野です。 海外の作品コンペティションなどでは、 90分などの劇場アニメなどをフィーチャーフィルムと言い、30分未満などの尺のものを短編部門としてわけています(映画祭やコンペによって、短編の規定尺は違います)。 そういったところから尺の短いアニメのことを、短編アニメなどと呼称されます。アニメの場合おおむね30分未満の作品が短編といえるでしょう。
ショット @カットやシーンで区切らない、一部分の映像の区間を示す時に使う用語。Aカメラを向けて撮る事。
シルエット  
白コマ 1フレームだけ画面が真っ白の画を入れる演出手法。アニメなどでよく使われる。 爆発の直前に白コマを1フレーム入れてから爆発されるなど。 
白フラ(白フラッシュ) 遊技機業界の映像制作においてよく使われる、ニュアンス演出指示単語。 瞬間的なホワイトフェードインやホワイトフェードアウトで、画面がフラッシュしたように見せるもの。 その場の映像の意味にあわせて、コンポジット(オーサリング)担当者が考えてつける。
じわ
★new★
じわじわ。ということ。じわじわ寄るとか、じわじわ動くとか、絵や被写体をわずかに動かすこと。じわPAN、じわTUなどと他の単語と併せて使うことが多い。
水平アングル 地面と水平にカメラを構えたアングル。
※参考:ダッチアングル
ズーミング ズームすること。
ズーム レンズの機能。画を拡大、縮小して撮るテクニック。ドリーと違い、背景はそのまま大きく/小さくなる。
ズームイン/アウト Z・I/Z・O。カメラの望遠機能を使い、寄ったり引いたりすること。 インならば画をタイトにし画面を収めてゆき、アウトならば画をワイドにし広範囲を写してゆく手法。寄ったり、引いたり。 コンポジットならばカメラの画角をいじったり、画面全体にスケールをかけること。
ズーム+ドリー ズーミングしながら、ドリーする手法。※「ドリー+ズーム」を参照
スーパー/スーパーインポーズ
★new★
写真の二重焼き付けのこと。また、字幕を焼き付けること。字幕。
アニメ業界では撮影の手法では例えば「炎」の絵を見せるときに、焼き付けるような表現を付加することをスーパーといいます。
スキャニメイト CGという言葉がまだ一般的でなかったような時代のCG映像技術。 アニメ「タイムボカン」シリーズでタイムスリップ空間で映像の走査線が歪むような効果を作った装置。 走査線を操作したような映像を作ることができるが、当時のシステムでは意図的に作れるわけではなく、 どんな映像ができるかわからなかったらしい。できた映像の中から良いものを選んで使っていたということか。
スカイカム カメラの装置の名称。高所にワイヤーを張り、それをレールにカメラを操作することができる撮影機材。
スカッシュ つぶし
スクリーン 屏風のこと。映画やスライドを映すための幕のこと。
スクリプター 記録係。撮影した内容と、時間を記録しておく係。
スクリプト 脚本のこと。また、スクリプターの記録内容のこと。
スクロールイン/アウト 画像や文字がスクロールしてフレームイン/アウトすること。(類:ワイプ
スケール/スケールをかける スケールとは、大きさのこと。映像業界で「スケールをかける」というと、アフターエフェクトや3DCGソフトなどで、オブジェクトや素材の大きさに拡大縮小をすることを言う。
スタビライザー/(ステディカム) カメラにつける器具で揺れなどの振動を和らげるもの。 ステディカムは特定の商品名。体に装着するような大型のものと、手先で持つ小型のものとある。 グライドカム(glide cam)という商品も出るようになった。 昔は入手の難しいものだったが、最近はAmazonなどでも気軽に買えるようになった
ストップモーション 動作が止まっていること。映像を停止すること。停止している状態。
ストップモーション・アニメーション コマ撮りアニメのこと。かつては「クレイアニメ」と言えば、この手法であった。人形などのポーズを変えて、1枚1枚、静止画撮影し、再生するとアニメになっているというもの。
★おすすめ映像作品★ ストップモーションアニメといえば、レイ・ハリーハウゼンという人物が思い浮かぶ。 レイ・ハリーハウゼンは映画の特殊効果、ストップモーション・アニメーターの中でもとくに魅力的な映像を作った一人と言える。 とくに、『シンドバッド 7回目の航海』を第一作としたシンドバッドシリーズと、 『アルゴ探検隊の大冒険』は衝撃を受けた。アルゴ探検隊の7人ガイコツ剣士との戦いのシーンなどは アニメーションだとは思えないほどの圧巻なものだ。
ストレッチ 伸ばし
ストロボ
ストロボスコープの略。

<アニメ用語では>
アニメだと、撮影でつかうテクニックになりますが。これは素材をOL(オーバーラップ)して切り替えるだけの手法と考えると簡単です。

例えば、爆発しているような丸い光をフェードイン→フェードアウトさせるとします。こうすると1枚の絵が出現して消えていきます。これをストロボといいます。タイムシート上では▲▼(←フェードインとフェードアウトの表示)を書いて表すのでストロボという表記や表現を使うことが減ってきています。昔は撮影監督まかせで表現していたために単語として成立していたかもしれませんが。最近ではあまり使いません。

ストロボスコープ 閃光装置のひとつ。元来は商品名。
スポッティング 音楽や音声に映像の動きやタイミングをあわせることや、そのタイミングを出す(確認する、印をつける)こと
ずり上げ/ずり下げ 次のカットの映像か音声の片方を映しても、もう片方はそのままにしておく演出手法。 映像か音声のどちらかを、ずらすこと。ずらすというより、前カットから先行して出したり、もしくは次のカットにこぼしたりすること。
※こぼし
スロー、スローモーション 動きがゆっくりなこと。映像がゆっくり動いていること。またそのような状態。※高速度撮影(ハイスピード撮影)
※エスタブリッシュメントカットを参照
整音(せいおん) MA(エムエー)を参照。MAのこと。「整音」の単語はまだ日本にMAという単語がなかった時代に使われていた単語。東京の新宿にある「整音スタジオ」でこの単語を使ったことが始まりらしい。
セリフ (1)人物の喋ることば。
(2)シナリオ形式でのキャラクターの喋るセリフを表記する部分のこと。
セル組み
セルシェーダー ※セルルックを参照。 セルルックの3DCGアニメはかつては、シェーダーによって映像を作っていたため一時期セルシェーダーと言うことが多かったが、最近ではシェーダーを利用して作るとはかぎらなくなっている。
セルルック/セルライク(CG) ★new★ セルというのは、昔のアニメがセル画に色を塗ったものだったことから、アニメ塗りをしたような印象のアニメのことを言う。
ルック(ルックを参照)とは映像の見栄えのこと。つまり、3DCGアニメを利用して、セルアニメのような見栄えを作ることを言う。セルライクのライクはlikeという意味で、英語の意味そのまま「〜のような」という意味
潜在的なイマジナリーライン ※これは井上ジェットが勝手につかっている単語であり、一般的に通用しないものかもしれません。
固定観念の一種。
これは 映像上では画面の中の被写体が向いている向きは映像の中で意味が作られるが、世間の固定観念から、すでに方向性に意味を感じてしまうような影響を及ぼすものを言う。
例えば新幹線を横向きにとらえた映像の場合、新幹線が←左に進んでいると、この新幹線は大阪へ向かっているように感じる。これは日本地図的に左は大阪、右は東京という地図上の意識があるからである。
その他の例としては、日本においては漫画の文化が根付いている。日本の漫画は右から左へ(←)漫画のコマは進行する。そうすると大抵の物語の進行や主人公の向きというのは左へ進む、というのが自然であるという印象をもっている。
そういったすでに固定観念化している方向性のことを潜在的なイマジナリーラインと呼んでいる。

タ行
  index
タイトショット 狭い範囲を写す画角。ズームすると画角は狭くなる=タイトになる。
ダイナミズム  
台引き ”引きスピード”を参照
タイム 時間のこと。撮影している時間。そのカットの時間。
タイムキーパー 撮影時間や、放映時間を確認して、その時間を知らせる係。生放送の時などは必須。(類:スクリプター
タイムリマップ  
タタキ
★new★
アニメ用語。例えば波の描かれた絵の上に、水しぶきのようなものを付け足したいときに、ブラシを叩いて白い絵の具を飛ばすような作画手法。美術や撮影などの段階で使われる。
ダッチアングル カメラを水平にせず、あえて傾けたり、不安定にすること。 アンバランスになるので、恐怖や不安の表現に向いている。
タップ/タップ穴 原画や動画を描くときに紙を揃えるためのアニメの道具。これ↓。 金属が薄いものと、厚めのものがある。薄いやつのほうが良い品であり、使いやすい。 タップ穴とは原画用紙や動画用紙に開いている穴で、その穴とタップの規格が同じになっており、ぴったり設置ができる。  
殺陣(さつじん/たて) 格闘や剣劇などのアクションシーンでの立ち回りや、演技の構成のこと。
ダビング テープやメディアを複製すること、または映像に音声をつけることを言う。
※TVや実写ではMA(エムエー)という
ダブルアクション  
ためつめ  
チェコアニメ チェコアニメ傑作選I [DVD]
~アートアニメーション~ ぼくらと遊ぼう! I [DVD]
イジー・トルンカの世界 vol.1 ― 「手」その他の短編 [DVD]
このあたりを見れば、チェコアニメのおもしろさはわかります。ポヤルの「ぼくらとあそぼう」はとても面白く日本人でもかなり楽しめます。  
チェーホフの銃  
チルト 奥行きのある被写体に対して、焦点を均一にするレンズの機構。海外でPANアップ/ダウンのこと=TILTアップ/ダウン。
つなぎ シーンとシーンが変わるときのこと。またその瞬間。
T・U/T・B トラックアップ/トラックバック を参照
テイク 同一カットの撮影回数をあらわす用語。テイク1、テイク2と使う。
デウス・エクス・マキナ(夢落ち) 「デウス・エクス・マーキナー」とも。物語の作劇法の一つ。 突然、物語のすべてをひっくり返すような、神的な存在や展開によって物語を収束させてしまう手法。 夢落ちなどもその手法の一つで、使い方によってはあまり良いとはされない。
テレシネ フィルムで撮影したものを、電気信号/デジタル信号に変えること。また、磁気フィルムに置き換えること。※キネコの逆
DN(ディー・エヌ/
デュープ・ネガ)
ネガをデュプリケート(複製)する意味。
ここでは主に演出表現としてのDNの意味を書きます。 主に同じ映像の中で別カットをそのままもう一度使うこと。まさに複製です。
※BANK(バンク)とのニュアンスの違いはバンクを参照
T光(てぃーこう)/トーカ光/透過光
アニメーション用語。昔は撮影台において光学的に絵を撮影して映像をつくっていた。そのために実際の光を素材にあてて明度をたもっていた。その光を利用して、素材に穴をあけるなどして光りを直接カメラに写し込む撮影技法のことを透過光(T光)と言う。※名前の由来は諸説ある
アフターエフェクトで言うと「覆い焼き」効果
※スーパー、T光スーパー
T光スーパー 撮影単語が一人歩きしてできた単語かもしれません。スーパーはスーパーインポーズのことで素材の上から光を焼き付けるようにして、絵の上に焦げたような色合いや、光が強いような表現をするときに使います。T光と一緒にすることでT光とスーパーを同時に使うような意味になります。
ディゾルブ オーバーラップ
ディフュージョンフィルター(拡散効果) ディフュージョンフィルターといったら、主にコンポジットの段階や編集などのの段階で映像に特殊効果として画面にグローのような効果をかけることを意味すると言ってよい。光の中にいるような印象の画にしたいようなときに使う。
アニメ制作ではコンポジット(アフターエフェクト作業)のときに施されることが多い。やり方は様々でパラをかける、グローを使う、ブラー(ぼかし)をかけた絵を透明度10%ほどで元の絵の上にスクリーンで重ねるなどだろうか。人それぞれの工夫のしどころです。
デジタルTU/TB
D・T・U/ D・T・B
デジタルトラックアップ/デジタルトラックバック。
素材を拡大縮小(スケールをかける)こと。
デジタルTU=拡大
デジタルTB=縮小
手ブレ 手がぶれること。
デルマタッチ ★new★   アニメの撮影処理(コンポジット)で、効果線や影などの画面効果を鉛筆のザラザラした質感にして表現すること。 鉛筆のタッチ素材を取り込んで行ったりなど手法は様々。「ザラザラ感」と言うといいだろうか。アニメ「キルラキル」や「LUPIN the Third -峰不二子という女」などで処理が使われている。
トジ口(トジロじゃなくて、とじくち) キャラクターの口が閉じている状態。 ※中セリフ(なかせりふ)を参照。
トメ絵/止め絵/止め口パク 主にセルアニメーションで使われる用語。アニメだが、キャラクターの絵が 動いておらず止まっている絵が入っているカット。1枚だけ作画があるカットのこと。口や目だけを別セルにして口パクや目パチを 入れているカットのことなど。これはコストを低減する手法。
同トレブレ 同じ原画をトレースしてブレを作る。という指示、意味。
1枚の絵を、手書きでトレースした場合、一件同じ絵ができたようでも、肉眼では判断できないような差(ブレ)ができる。そのような絵のことを同トレブレと呼ぶ。
トラック 台車のこと。台車にカメラを乗せて撮影する手法。※類:ドリー。
T・U/T・B
トラックアップ/トラックバック
tutb
映画などの実写撮影では、カメラをトラック(台車)に乗せて動かして撮影すること。
2Dのセルアニメーション業界では、コンポジット時に映像全体にスケールをかけて拡大縮小することをT・U/T・B(ティーユー/ティービー)という。つまりカメラワークにおけるズーミングである。画面全体ではなく一部の素材を拡大縮小するときにも使うことがある。
※デジタルTU(d.t.u) /デジタルTB(d.t.b)
Dragonfram(ドラゴンフレーム) コマ撮りアニメ(ストップモーションアニメ)を撮影するための業界主流のアプリケーションソフト。 http://www.dragonframe.com/
トラベリング/トラベリングショット 移動撮影
トランジション 移行とか、変わり目という意味で、シーンやカットがかわるときの画面効果のこと。ワイプやディゾルブもこの効果の種類のひとつ。
トランジションカット シーンが変わったときなどに、場所の全体などを写して状況をわからせるようなカットのこと。
ト書き シナリオの書き方の形式で、人物の動作やシチュエーションの状況を描くパート。「○○いうこと」」のように状況を説明するときに「と」が使われるためにト書きというといわれている。シナリオ形式は小説ではないので映像のための書き込みのみをするのが常識。「その時」「その瞬間!」「ふと気づくと」「しばらく時間が経過すると」などの書き込みは映像描写になっていないため書くと素人だ。時間経過などはシーンの展開で見せるなどの映像設計としての工夫が必要。
ドリー カメラの台車のこと。またドリーを使用しての撮影。ドリーショット。カメラ自体が動いて画角を変えるカメラワーク。ズームと違い、背景の変化が著しい。
☆「ドリーで」といって通じないことが多いので若い人に迎合する表現としては「カメラ自体を動かして」というように言うといいかも

★ドリーとズームの違い
難しく説明すると、ドリーは画角は同じままカメラを移動させます。ズームはカメラは移動せずに画角を変更(ズーム)します。 例えばドリーインの場合はカメラを台車に乗せて前に進みます。すると車を運転しているときのように周りの景色が流れるように動きます。しかしズームイン(ズームアップ)では、周りの景色は動きません。前に進んでいるようにも感じません。ただ絵が拡大された感じになるだけです。
ドリーアクロス/Dolly across ドリーとは台車のこと、アクロスとは横切ること。カメラをドリーに乗せて横移動させながら撮影することです。
ドリーイン/アウト 被写体に対してカメラ自体が前/後ろに移動して画角を変える。トラック・アップ/バック
ドリー+ズーム ドリーしながら、ズームする手法。
背景の動きに変化があるドリーと、映像的に拡大したように感じるズームを併用すると不気味なカメラワークを得ることができる。ショックなことを知った主人公をとらえるときや、死を感じるような恐怖のときに使われることがある。映画「クイック&デッド」では決闘シーンでも使われている。 ※ドリーを参照
 
inouejet.com
◎映像関係オススメ本◎

ナ行
  index
中口(なかくち) キャラクターの口が、半開きの状態。※中セリフ(なかせりふ)を参照。
流し撮り(ながしどり) 電車や車など、動いている被写体の動きに併せてシャッターを切ること。被写体はブレずに背景がぶれる画を取るのが目的。静止画撮影で走っている電車や車などを撮影するときにしばしば使われる単語。
中セリフ(なかせりふ) 原画と原画の間にも、セリフの口パク(くちぱく)が入るということ。「アキ口(くちが開いている状態)」「トジ口(くちが閉じている状態)」「中口(半開きの状態)」で指示がある。もしも指示がなくてもシートに合わせて口パク入れてね。ということ。
中抜き 中抜きは、(1)実写の映画、ドラマでの意味、(2)アニメ用語、で意味が違います。(1)実写では、撮影のスケジュールについて言います。台本があって台本の頭から順番に撮影をすることを順撮りといいます。しかしロケ地が何カ所もあり、行ったり来たりする必要がある場合、まず同じロケ地やシーンの撮影をまとめて行うことを中抜きといいます。※参考:順撮り
(2)アニメで中抜きと言うと、これは口語的な使い方で言うことが多いです。1カットor1シーケンスの映像を編集したりして映像の一部を抜くことを言います。また映像のフレームをコマ単位で抜くときなども、口語的に使われます。用語的には確立していないので、アニメではニュアンス的に使われる単語です。
中割り(なかわり) 主にセルアニメーション業界においての単語。キャラクターなどの一連の動きの中で、動きのキーとなる絵(原画)が2枚あったときに、その間に追加する絵のこと。
ちなみに 原画を描くのは原画マン。中割り描くのは動画マン(アニメーター)さんとなる。原画には動きの「ためつめ=メリハリ」を示すメモリが描かれていることがある。一連の全体の動きを意識して中割の絵をどう描くかがアニメーターさんの技量にゆだねられる。
※原画を参照
波ガラス アニメ業界用語。例えばはげしい炎などが映っている画面で熱で空間に歪みが生じるような場合につかわれる表現。画面をゆがませるような表現。昔は撮影台に表面がゆがんだガラス板を奥ことでそういった効果を作っていたため、その名残で現在でも波ガラスと言われている。現在はアフターエフェクトなどのソフト上で表現される。
実際にアフターエフェクトでどうやって処理しているのかは、俺も知りたい。ディストーション→波形ワープなどでやっていると予想できます。
ナメ 一つの被写体の手前にもう一つの被写体が入っているようなカメラアングルのこと。手前の被写体をナメて奥の被写体を入れる。というように使う。※類:越し。手前越し(ナメ)の奥。(2002.12.16)
なめだし ワイプ出しのこと。
※ワイプの意味はワイプを参照
通常ワイプ(wipe)というと、画面をトランジションさせるときに、境界線が移動して次の絵が出てくることをワイプと言う。これを画面全体ではなく、画面上の一部に適用するようなことを主にワイプだしと言うことが多い。例えばアニメーションで、鉛筆で引かれた線が書かれていくような場合は、鉛筆の線をなめだしによって線が描かれていくように見せる手法です。
ニーショット K・S。被写体を写すときのサイズの一つ。被写体の膝から上をフレームに入れるサイズ。
2コマ打ち 主にセルアニメーション業界で使われる単語。
例えば1秒間24コマ(フレーム)ある映像において、1枚の絵を2コマに渡って使う場合のこと。3コマ打ちの場合は1枚の絵を3コマ使うこと。
※3K中2、2K中3(さんこまなかに、にこまなかさん)を参照
盗む ウソ参照
ヌル(ナル/null) 「何もない」という意味。主に3DCGの現場では使われる。映像などを作る工程では、例えばカメラターゲットをヌルに設定して、ヌルを動かしてカメラワークを作るときなどに使われる。
ネーム マンガ用語で、絵コンテのようなもの。下書きは原稿に直接描くものだが、ネームはコマ割りと、ざっくりとしたキャラの当たりとセリフを描いて、編集者などにチェックをしてもらう等のために描く段階のもの。「ネーム」と言われるようになった由来については私もわかりません。
ノード
ノンモン 信号の記録がないという意味です。CMやTVの放送作品なので、映像の始まりの部分に15フレーム前後の音声がない状態を作ることを主に言うことが多いです。

ハ行
  index
ハーモニー(〜処理、〜効果) ★new★ アニメ用語。通常のセルとBGの完成カットに、美術レタッチをつけくわえて 厚塗りの絵画風の見栄えに加工すること。80年代のアニメの番組ラストカットなど主人公が意気込むときに ハーモニーの画面に切り替わることがよくあった。ハーモニーのできばえは処理する人の個性に委ねられるので こうしてくれああしてくれというものではなく、淡い水彩調のさっぱりした見栄えのハーモニーもあるし、 印象派の油絵のようなものもある。どのようなハーモニーにするかの相談は必要です。
ハイアングル 被写体を上から見下げるアングル。俯瞰。
背景原図(はいけいげんず)/原図 アニメ業界での用語。原画マンが描いた背景の下図のこと。 しかしアニメの背景は、背景美術の方が描く。そのため下書きではない。ほぼ下書きに近いのだが、区別される。 背景原図には、BG(背景)やBOOKの指定、組み線の指定、セルの指定などがしてある。雑に色が塗られているものとして 見たことがある人もいるだろう。レイアウトと言う人もいる。 「背景の下書き」と言いたいところだが、背景原図は原画マンが描くもので、背景美術の方はパースや密度、 背景の描き方を美術監督の判断によって変えることがある。原図は背景を描くためのアタリ(発注説明書)と考えると良い。
☆オススメ本 SAI×Photoshopで描く 背景イラストテクニック ~人物のいる魅力的な風景を描く
ハイコン 主にセルアニメーション業界で専門的に使われる単語。
ハイコントラストのこと。コントラストの差が大きいこと。そういう明暗で表現された絵や塗り分けのこと。
柱(はしら) シナリオ形式での、場所(シーン)を示す表記部分。
行頭に○や●の丸印をつけて場所名を表記する。シナリオは映像設計書であるため、場所=撮影場所、セットの内容を提示することがシーン描写時の大前提となる。
バストアップ 被写体を写すときのサイズの一つ。被写体の胸から上をフレームに入れるサイズ。
バストショット B・S。被写体を写すときのサイズの一つ。被写体の胸から上をフレームに入れるサイズ。
バミリ、場見る(バミる) 実写の撮影や舞台などで、地面などに目印をつけること。主に役者の配置位置、立ち位置や、移動してきた被写体が停止する位置などにつけること。テープやチョークでつけることもあれば、ゴミや文房具などカメラに映ってもおかしくないものを目印にすることもある。
パラ/パラがけ/パラをかける セルアニメでは映像がべた塗りの平坦な印象ではなくグラデーションのような印象をつけることための指示を言う。影パラ、夕日パラ、パラグラデ等の言い方もする。
元々は、実写の撮影で色パラフィン(色のついた透明の素材)をレンズの前につけて、画面に色の変化をつけていたことに由来する。 現在はコンポジット時にグラデーションの素材を乗算やスクリーンで重ねることを言う。
パララックス/パララックス効果(parallax effect)
★new★
「視差」視差といえば立体映像などでよく使われる。物が立体的に見えるのは人間の目が左右二つついていて位置的な差があるために立体に見える。3D立体映画などの仕組みだ。
また、WEB業界の単語としての「パララックス効果」というものがある。画面に表示される画像などが、 徐々に出現したり、画面のスクロールにあわせてフェードイン表示されたり、時間差を置いて画像を出現させる演出効果を言う。
バララッシュ/ラッシュチェック アニメ業界での造語。ラッシュとは編集前の撮影素材を一通り見ることをラッシュという。 アニメ業界で、全部のカットはできていないが、一部のカットができていて、それらのバラバラのできているカットの映像を見て確認すること。 「バラ」をつけなくても良いのだが、アニメ業界では「ラッシュ」というと、全カットが繋がっているという意味が強いため、バララッシュと言うようになった。
パン/PAN 実写の映像を撮影するとき、カメラを左右に振る(向ける)こと。 アニメ業界でもPANは使われる。アニメではセルや背景は平面画であるがPANと言う。実写でのPANはカメラマンを軸として首振りの動きとなるが平面のアニメでは左右に平行にスライドする画面変化となる。
パンアップ/ダウン(PANUP/PANDOWN/PANDN) カメラを上/下に向けるカメラワークテクニック。パンアップ/ダウンは日本のみで言う。アメリカや海外ではパンは左右へ振る場合だけのことを言う。海外で上や下へのカメラワークは、ティルトアップ/ダウン。
BANK(バンク)/BANKカット 主にアニメーション業界の単語で、何話も続くようなテレビシリーズアニメの制作などで例えば美少女戦士の変身シーンや合体ロボットの合体シーンなど、同じ映像やカットを使い回すとき、その絵や映像のことをBANK(BANKカット)という。
類、兼用、流用、DN、ライブラリ
※DN(ディーエヌ)とBANKはほぼ似ている単語であるが、BANKは他の話数で使われた素材を別の話数の映像で改めて使うようなときのことを言う。DNは同じ話数の中で2回使うときを言う。 それぞれの意味を以下で対比して見てほしい。
DN=まったく同じ映像をそのまま再利用すること。同じ映像の流れの中(同じ話中)でまったく同じ映像を2度使う場合はDNとする。元来、ネガを複製するという意味。主に、加工を加えない場合に使う。
BANK=過去に作った映像カットを、新しく制作する映像の中で再利用する。一部に加工を加える場合もあるが、加工を加えずまったく同じ映像を使う場合もある。「BANK加工」という時もある。別の映像(別の話etc)で使ったものを持ってきて新しく作る映像の中で再利用することを主に指す。
※例)ドラえもんでのび太の家の絵は毎回BANKカットだ。
兼用
=一部、または全部の素材や要素を兼用するという意味。日本語の意味のまま。
流用=一部、または大部分の素材を使って別の映像を作るとうい意味。日本語のまま。
ライブラリ=よく使う素材や、部品などをよく使うからいつでも使い回せるようにしておくことやその寄せ集めのことをライブラリと言う。
パンニング パンすること。
パンフォーカス 近い被写体から、遠くの被写体までピントがあっていること。画面全体ピントがあっていること。広角レンズをつかったり、絞り込んで被写界深度を深くしたりして得られる。
pov/ピーオーブイ/ポイントオブビュー point of view のこと。その何かの被写体からの視点。その人から見た画。そのモノから見た画。
BGオンリー/BG only ビージーオンリー。主にセルアニメーション業界での用語。BGとはbackground=背景画のこと。カットの中に アニメのキャラクターなどが登場せずに、背景画のみのカットのことをBGオンリーカットという。背景のみ。という意味。
引きスピード10mm 引き、台引き、(引)。素材をスライドさせることを”引き”という。BG素材をスライドさせることは”台引き”という。 10mm/k と書いてあったら1コマで10mm(1/24秒ごとに10mm)スライドさせることを言う。もちろん現在はコンポジットソフトで行うことが多いので、10mmと表記してあっても その正確性はないが体感でつけていると言える。
ピクシレーション 人間コマ撮り、という言い方だとわかりやすいか。 静止写真をたくさん撮影して、パラパラ漫画のように映像にするもの。実写のアニメ。実写でのコマ撮り。 主に、人間の動作をわざわざ静止画で撮影した映像について言うことが多い。YOUTUBEで検索するとこの手法の映像はすぐでてくる。
ビスタサイズ スクリーンの縦横比率のサイズの一つ。
被写界深度 被写体にピント(焦点)が合っている前後の範囲。正確には、ピント(焦点)が「合っているように錯覚する」範囲のこととなる。
被写体 カメラで写す対象のもの、人。
ピン送り ピントの被写界深度の範囲を移動させること。手前と奥の距離がある2つの被写体がある場合に片方だけにピントが合っている状態からもう片方だけにピントがあっている状態に変化させることを言う。
ピント 焦点。レンズの焦点。
ピンボケ ピントがボケていること。焦点があっていないこと。
Vコンテ/ビデオコンテ 映像の完成イメージを伝えるために作る映像の一つ。 完成映像を作るのには時間や労力がかかるため、仮映像を作ってシミュレーションをしたり、プレゼンの用途で利用する 目的で作られる。絵コンテの画をスキャンしたものや、実写映像などVコンテの映像の定義は幅広い。 映像コンテだからビデオコンテ。 アニメ業界では、絵コンテの絵を利用した映像のことは『コンテ撮』と差別化される。
VFX(ブイエフエックス) Visual Effects(ビジュアル・エフェクツ)の略。主にCGなどのポストプロダクション段階でつけられる視覚効果。
フィックス FIX。カメラが動かないこと。止まること。止まっている状態のこと。
Houdini(フーディニ) http://ja.wikipedia.org/wiki/Houdini
フェアリング
主にアニメーションで使われる単語です。映像をPANさせたり物体をスライドさせたりするとき、動いているものがピタ!っととまるのではなく、だんだんゆっくりになって止まるような動きのことをフェアリングといいます。例えるなら自動車が動きだすときにだんだん早くなって、とまるときにだんだんブレーキをかけて止まるようなことです。「クッション」と表現する人もいます。
アフターエフェクトでいうところのイージーイーズイン、イージーイーズアウトのことです。
反対語としては「リニア」がある
フェーダー フェードを操る装置。またそのレバー。TV業界で主に生放送の場合などで、番組をリアルタイムで演出するときに使われる。
フェード 姿を消す。という意味。
フェードアウト/フェードイン FO/FI。画を出現させるテクニックの一つ。徐々に画が現れる。溶明。
フォーカス 焦点のこと。中心点。
フォーカスアウト 焦点が合っている被写体に対して、焦点をずらすこと。
フォーカスイン 焦点が合っていない被写体に対して、焦点を合わせること。
フォーリー <音響用語>
※この単語は日本語の意味としてまだしっかり定まっていないかもしれません
★生音、生音や効果音を映像に合わせて収録すること、あわせてつけること。
※台詞や役者の言葉以外のすべての音響効果の総称のことをフォーリーと言っているところもあれば、「服のこすれる音」などの「生音」のことをフォーリーと言っていることもある。
※フォーリーの由来はフォーリーさんという人の名前と聞いたことがあります。
類:フォーリーステージ、フォーリースタジオ、フォーリールーム、フォーリーアーティスト
フォーリーステージ/ルーム/スタジオ フォーリーを作る部屋やスタジオのこと。
例えば、様々「足音」を再現するために、コンクリートの床、木の床、土の床などのパネルやプールが設置されているような収録部屋のこと。
参考
http://www.sam-toyoshima.com/foley-index.html
フォロー Follow。カメラを被写体の動きに合わせて動かし、常に画面に捕らえるカメラワーク。つけ。
フォロースルー  
俯瞰(フカン) 被写体を上から見下げるアングル。ハイアングル。
ブック
Book
アニメ用語で、かたどられた絵、切り抜かれた絵のこと。
手前にくる木や地面、岩などを背景美術さんに描いてもらったものなどのこと。
ブラー/モーションブラー スピード感を表現するための加工表現のこと。 画像に特殊効果をかけて一部分をボカし、スピード感のある画像や映像にすること。 物体の移動時に被写体がブレで映る状態を再現したもの。アニメではぶれた絵を作る場合、意図的にぶれた状態を作る必要がある。 アニメなどでは、コンポジット時に、ブラーをかける。移動する物体にかけるブラーと、効果線などの静止素材にブラー加工することもある。
フラッシュバック カットバックを参照
ブランコ ※参考:壁塗り
フリッカー ここでは主にアニメの演出的な意味でのフリッカーについて説明する。
通常フリッカーというと不愉快な画面のちらつきのことを言う。 アニメ演出でのフリッカーとはキャラクターが寒くて震えているときなどの動きを表現するときに使うことがある。 キャラクターが震えながら拳を振り上げるような時に、拳を振り上げるまでの一連の絵をたびたびコマを戻したりするようにタイムシート において動画をコントロールして表現する。

例えば(1)、(2)という2枚の原画があるとする。
(1)(2)の間の動画の入れ方でフリッカーを作ることができる。
(1)(2)の間の中割動画をアイウエオで指定するならば→(1)アイアウイウエオエオ(2)というようにする。 これでガクブルしながら動く絵になる。これで中割の動画枚数は5枚で中割は10枚のフリッカーとなる。

アフターエフェクト的に説明するならば、キャラクターの一連の動きを、タイムリマップで動きのキーフレームをコマごとにつけて、ランダムに戻したり進めたりするような状態。
プリプロ/プリプロダクション
主に、本番制作を開始する前の準備制作やその期間のことをプリプロと言う。映画で言えばシナリオや絵コンテを完成させるところまでを言う場合もあるし、それ以前のロケハンやシナリオハンティングをする段階を言う場合もある。準備段階の製作と考えるとよいでしょう。
※参考:ポスプロ/ポストプロダクション
ブルーバック合成 背景を同一色にしたところで被写体を撮影し、他の映像にはめ込んで合成する手法。 近年ではグリーンの素材が主流。※類:グリーンバック、クロマキー。
簡単なグリーンバック素材やセットはネットでも買えます。
ブルーフィルター フィルターの一種。青い色のフィルターでカメラで自然照明が赤っぽいときにかけて、光の色の調整をするフィルター。早朝や夕方などの画面全体に赤味が強いとき、赤味を押さえて昼間の光に近い状態にする。コンバージョン フィルター(色温度変換フィルター)。←→アンバーフィルター
フルショット F・S。被写体をすべてフレーム内に収める画角。
フルフィギュア F・F。人物を被写体にしたとき、画面に人物の全体が入る画角。
フレーム 撮影された映像の外枠。画面の外枠。フィルムの1コマ。
フレームイン/アウト 被写体が画面外から画面内(フレーム内)へ入ってくることをイン。画面外へ出て行くことをアウトという。半分出ている状態のようなことを、イン気味/アウト気味などと言ったりもする。
プレ・アニマティクス プレビズを参照
プレビズ/プレビジュアライゼーション プレビジュアライゼーション(Previsualization)のこと。「仮映像」と認識すると理解しやすい。 プレビズは映像全体もしくは一連の繋がった仮映像を作ること。それによって作品が面白いかどうかを判断するもの。 アニマティクスが1カットを作る過程でのクオリティチェックだとすると、プレビズは 映像の一連の流れを作って見ることで作品の良し悪しをを判断する材料となる。 ハリウッド映画などでは、VFXが複雑に絡むアクションシーンを制作するときなどに、仮のキャラモデルや仮の背景モデルを使い、 仮組みの3DCG映像を作り、映像の完成形を方針づけることがある。技術を検討したりスタッフ間で映像イメージを共有するために プレビズを作る役割もある。
Vコンテにも近い。
ワークフロー的にはプレビズが先である。日本ではプレビズという単語の使用頻度は少ないと井上は思う。
映像全体が魅力ある映像であるかどうかを判断する材料として制作される。
※アニマティクスを参照。
※一部ではプレ・アニマティクスと言う場合もあるようです
ブロッキングアニメーション
ブロッキングアニメーションというのは主に海外の3DCGアニメーションの制作行程で使われる単語で、日本の原画のようにキーとなる動きのポイントを先に作ったり、こだわる演技(モーション)の箇所をアニメーション上で作ること。タイミングやリズム、どのような動きの特徴であるか判断するために作る映像の行程といえます。この行程をやっておくメリットは主に長編映画などの作業量が多い仕事で、優秀なアニメーターがキーとなる動きやタイミングを先に作っておけることです。、その後、キーとなる動き以外の場所を他の作業者が作ったり、エラーをつぶしたり、微調整をするなどの作業をすることができるため、優秀なアニメーターがより多くのアニメーション付けを効率よく行うためのワークフローだといえます。
※「原画」の項目も参考にしてください
※ブロッキングアニメーションという単語はまだ日本には広く浸透していないと思う。(2010年現在
プロット 人物の横顔をとるショットサイズ。
プロットデバイス 物語上の物語演出のための道具・物語の仕掛け
プロップ 小道具のこと。
プロフィール・ショット 人物の横顔をとるショットサイズ。
ヘッドルーム 被写体を画面に捕らえたとき、被写体の頭から画面上のフレームまでの空間のこと。
ボールド アニメ用語。英語を直訳すれば強調という意味。原撮映像などのアフレコのための映像のを作るときに、声優がセリフを喋るタイミングを示すマーク。映像の中に【セリフ】などを表示する。そういった映像を作っておく。
ポスプロ/ポストプロダクション 主に実写映像の業界で、撮影後の作業の総称。コンポジット作業や編集、MA、ダビング作業などを総じて指す。
ポン寄り/ポン引き
 引きの画からポンっと瞬時にクローズアップにするようなカメラワークをポン寄りという。 引きと寄りの2カット構成の編集の場合もある。 カメラでズームさせるときには、だんだんズームするのが普通であるが、ズームする途中がなくてはじめと終わりの状態をすばやく瞬時につなぐようなズーミングをポン寄り/ポン引きと言う。 クイックズームでもポン寄り。カメラの場所を移動して2カット撮影してもポン寄りになる。 引きの絵と寄りの絵の2カット構成のときの説明として使われることが多い。

同じ場所、同じ被写体で画角が違うということです。 ポン寄り/引きの演出的な意図は、小さな被写体を、次のカットで大きく見せ、その場の中心的な存在に見せることです。
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マ行
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マーキング
主にアニメ用語。
アニメーション制作では映像制作の遅れのために、映像の完成前に音声をつけることを余儀なくされる場合がある、その場合に効果音などの発生タイミングをあらかじめ映像上に印(ここから動きだし、など)をつけた映像を制作して、効果音の発注を行うことがある。その作業のことをマーキングという。また画面に見えないもの(人が歩いている足音が必要だが足は画面に映っていない場合など)のSEのタイミングをつける場合などもある。
マクガフィン ヒッチコックがしばしば提唱した演出単語。
映画や物語の中で、その世界の中の人物には重要なことでも、映画や物語で本当に見せたいものとは関係がない要素のこと。つまり見ている人に答えを提示する必要もないきっかけのこと。視聴者の興味をひっぱるために使われることが多い。その関係ない要素によって観客はストーリーの行く先に興味を持つがストーリーの中で本当にやりたいことはそこではなく別のものを見せたいときにマクガフィン演出を利用する。
パッと思いつく映画を例にすると、スピルバーグ監督の「激突」では全体的に、アレハンドロ・イヤリトゥ監督の「バベル」 では部分的に演出として使われている。
マシンガン撮影 撮影テクニックの一つ。何台ものカメラをずらしてならべ、同時、もしくは好きに時間をずらして撮影するテクニック。「マトリックス」の時に流行った言い方。※類:スライスショット、タイムスライス
マッシブ/マッシヴ(Massive) 3DCG映像で、群集シミュレーションを行って映像を作るためのソフト。 ソフトウェアの名前として始まったが最近ではアルゴリズムやシミュレーションを利用して作るような群衆などのシーンのことをマッシブと呼ぶこともある。
マッチムーブ
マルチプレーンカメラ
昔のアニメーションの撮影などでよく使われた撮影台のことで、プレーン(ガラスなどの板)が複数重なってついており、そこに絵や人形を配置して手前や奥を表現することができる撮影台のこと。
回り込み カメラが被写体を中心に、被写体を捕らえながら周囲を移動すること。回り込むこと。左右の動きだけでなく、上下に回り込むときにも呼ばれる。
密着in/密着イン/密着引き アニメ用語。密着引きでフレームinという意味である。密着は「密着引き」という意味です。つまり素材をスライドさせることです。密着という言葉は、古い撮影台時代の言葉で、セル画を密着して重ねることでした。セル画を密着させないと被写界深度ができてフォーカスでボカすことができます。しかし現在はコンピューターでコンポジットするので密着という技術がありません。言葉だけ残っています。inというと、いろいろな意味がありますが、密着inと言われたら、密着引きでinさせてという意味になるので、つまり単なる、素材を動かしてフレームinです。
密着マルチ/ 密着スライド/ 密着> アニメーション業界の撮影用語。 密着マルチとは、例えば電車の車窓からの映像で、手前を横切るものと中間にある地面と遠景の山々などで、景色が移動する速度が何段階かにわかれているようなときに、それぞれの絵の素材の引きスピードを変えてマルチにスライドさせることを言います。 密着とは本来、密着させずにこれを行うと、カメラの遠近感によりピンぼけが発生したり遠くの絵は大きく描く必要があるが、セルや背景などの素材を密着して撮影することから密着と言うようになったと思います。今ではソフト上での作業になっているため密着という単語自体の意味が薄れています。奥行きのある撮影台では、セル画と背景画を密着させずに被写界深度を作りボカしによる遠近感を作ることをしました。
※参考:マルチプレーン撮影台
ミディアムショット 人物を被写体としたとき、膝くらいから上を写す画角。
メッシュワープ
たぶん元々はPhotoshopやAfterEffectsなどのソフトで使われていた単語だと思われる。
画像を変形させる機能。1枚の画像を格子のように編み目にして、任意の形に変形させる機能。
メモリ  
モブ/モブシーン モブとは大衆のこと。エキストラや脇役などが多数の人が登場しているカットやシーンのこと。モブカット。
モーションコントロールカメラ プログラムなどで決められた動きをするカメラ装置のシステム。MCC。何度でも同じ動きをすることができるため同じシーンでの特殊な合成映像を作る場合などで使われる。3DCGソフトウェアなどで動きを設定して、アニメーション上で設定した動きを現実のカメラの可動範囲で動かすような場合にも使われる。
モンタージュ 映像の編集の技法の一つ。前後に並べる映像の組み合わせで、映像に意味をもたせることができる手法のこと。セルゲイ・エイゼンシュタインが「戦艦ポチョムキン」の中で使ったのが最初と言われる。まったく違うロケ地でも、編集で繋げてしまえば場所が繋がっているように見えることや、例えば(1)ホワイトハウス(2)スーツを来た中年のアメリカ人。…と繋げると(2)の人はアメリカ合衆国大統領に思えることなども、モンタージュ理論の一つといえる。(2002.12.16更新)
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ラ行
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ラッシュ/ラッシュフィルム/ラッシュチェック もともとは実写での単語。編集や特殊加工などのポスプロがまだされていない、撮影してきた素材を確認すること。 実写では、その日の撮影素材を見返して演出的なチェックや、取りこぼしがないかなどをチェックする。すべてのカットを繋いで荒く編集した状態で確認することを オールラッシュという人もいる。ラッシュといったら初号試写などとは別で、まだ人に見せられるものではないというニュアンスがある。
リアクション  受け手の反応のこと。またその反応を描写したカットのこと。
 映画やアニメの中で何かすごいことが起きたとします。しかしそれがすごいことなのかどうかは映画の世界の中で「すごい!」と表現したキャラクターがあってこそ意味をなしえます。
  巨大な怪獣が出現したときにその怪獣が恐ろしいのかどうなのかのリアクションを描くことではじめてその怪獣が恐ろしいものなのだと定義づけられることになります。リアクションがなければその怪獣があたりまえになってしまい、恐怖するものかどうかは理解できないのです。ただしお化けや幽霊などは、人間の共通認識として誰でも持っているものでリアクションが不要な要素として扱われる場合があります。
リグ(rig)/リギング(rigging)/リガー 3DCGのキャラクターセットアップにおける用語。3DCGのキャラクターモデルができあがり、それがどうして動くのか、という考えると、 骨組み(ボーン)を仕込むことで動くわけです。それじゃあ骨組を動かせば、筋肉が膨らんだりシワが寄ったりはするの?という考えになります。 そういった仕込みをすること、その作用が生まれるための設定することをリグ/リギングといいます。 ※尚、アメリカ映画のスタッフロールでも「リグ」や「リギング」を見かけます。実写の撮影カメラを操作するリギングは、カメラに関する技師や、カメラの操作パーツのことをさす意味もあります。
リップシンク(口パク) 口パクあわせ。
台詞の音声に合っているキャラクターの口の動きのこと。またそのように動きを作ること。
リニア カメラワークにおいてのリニアとは、例えば3DCGや2Dのコンポジット(撮影)において、オブジェクトやカメラワークを動かすときに、だんだん動かすなどの緩急をつけず、唐突に均一な速度で動き出したり、止めたりすることをリニアという。
だんだん動かしたり、だんだん止まらせたりすることはフェアリングという。
ルクス 照度の単位。
ルック(LOOK)
★new★
元々はアメリカの映画業界用語。
その映画や映像のビジュアルの映像的印象のこと。
この映像は全体的に青い映像の印象がある=このLOOKはいいね。というように使う。
日本では「ビジュアルイメージ」などと言うとわかりやすいか。
レール カメラを動かすために地面にひいて使う器具。
レティクル光 L光(えるこう)を参照
☆オススメ本 機動戦士ガンダムUCインサイドアニメーションワークス1
★オススメの理由★機動戦士ガンダムは、アニメ制作の中でも難易度がかなり高い作品です。 複雑なロボットの動き、光の処理、背景やBOOKとの合成が作品の中でたくさん処理されています。 複雑な処理のあるカットのタイムシートや、撮影のための作画注意事項など、最新のアニメ制作の内部を、 ここまで教えてくれるの!?というほどのレベルの高い内容になっています。即買いです。
ロトスコープ ロトスコープというのは実写の映像の動きを1枚1枚書き出したものを 鉛筆などでなぞって作画してアニメにするというものです。実写をなぞってアニメにした映像です。手間がかかりますが、 実写のような生々しいリアルな動きを、アニメのような作風にしあげることができます。 参考作品:アニメ「悪の華」、ディズニー「白雪姫」
ロングショット 人物を被写体としたとき、かなり遠くから写し周囲の様子がわかるような画角。

ワ行
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ワイドショット 広範囲を写す画角。広角させるほどワイドになる。または広い空間をとらえた描写。
ワイプ/WIPE 画の転換技法の一つ。左から右へなどと、画面の割合を徐々に先の画から次の画へ転換させる手法。スクロールとは違い、境目だけが移動する。
また、ワイプは部分的にも適用 される。画面の中に小さな小窓を作るようなとき、その小窓をワイプという。放送局の副調整室などにはスイッチャー卓にワイプレバーなどがあり、あらかじめ丸ワイプ、四角ワイプなどのワイプ操作をする仕組みが用意されている。 昨今では画面の隅などに顔だけを写した子画面を出す演出などが定番化している。そういうものはコーナーワイプとも呼ぶ。
ワイプアウト/イン ワイプの技法の一つで、先の画が消えてゆき次の画になること/次の画がでてくること。
   

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